今回はアドセンス審査通過という目的を掲げてお話ししていきますが、
ここでお話していくことはブログ収益化をしていく上で重要な事と同意義です。
このテキストでお話ししていくことを日々記事を書く際に意識していただくことが、
高い収益率を生み出すために必要なこととなっていきますので、しっかりと基本を身につけていきましょう。
- 文字数は何文字にすればいいか?
- 記事数は何記事書けばいいか?
といったような表面的なことだけに注目してしまうのではなくて、
しっかりGoogleが求めていることを理解し、
検索エンジンやWEBメディアの本質に沿ったメディア構築をしていくことが
アドセンス審査に通すカギになります。
Googleが求めていることがわかれば、審査は通過できる。
よくコンサルをしていると、
- 文字数は何文字ですか?
- 記事数は何文字ですか?
という質問をたくさんいただきます。
しかしそこって重要ではなくて、
一番大事なことはGoogleが何を求めているのかを知るということです。
Googleは誰もが知っているように「検索エンジン」を運営しているわけですが、ここでちょっと考えてみて欲しいことがあります。
あなたはGoogleで何か検索する時って、どんな時ですか?
何かを知りたい時に検索しますよね。
- ワードプレスを使ってどうやってブログを始めるんだろう?
- アドセンス審査ってどうやって通過させるんだろう?
そういう疑問が湧いてきたときに、
「ワードプレス 始め方」とか「アドセンス審査 通らない」といったような
単語を打ち込んで検索するわけですよね。
つまり、
人は何か知りたいことがある時に「検索」という行動をするわけです。
でももし、
Googleを使って検索しても自分の知りたいことが全然出てこなかったらどうでしょうか?
「なんかGoogleで検索しても全然知りたい情報に辿り着けないし、的外れな記事ばっかり出てくるな、、、、」
と思ったら多くの人は、
Googleを使わずに違う検索エンジンを使うようになります。
「Bingで検索した方がすぐに知りたいこと出てくるし、今度からBing使おう。」
「YAXDEXのが使いやすいじゃん!」
といって、
多くの人はGoogle以外の検索エンジンを求めるようになります。
これってGoogle的には好ましくない状況です。
Googleの収益の80%以上は広告収入ですから仮にGoogleの検索エンジンが使われなくなれば、
Googleに広告を出す企業が減ってしまいます。
そんなことになれば・・・利益が激減してしまいますよね。
だからGoogleは検索エンジンを一人でも多くの人に使ってもらいたい。
Googleはいつもみんなに
「Googleを使えば、知りたいことがいつでも知れて便利!だからネット使うと気はやっぱりGoogleじゃなきゃ!」
と思ってもらいたいわけですね。
じゃあここで、、
検索エンジン上に存在するブログ記事やWEBメディアの質が低かったらどうでしょうか?
Googleが頑張って記事を検索の上位に表示させても、
「これじゃないなんだよな」「なんか違うなだよな…」って思われるものばかりだったら、
これも先ほどと同じようにGoogleから人が離れていってしまいます。
だからGoogleがメディア運営者に求めているものはただ一つ。
「Googleを使って検索した人がその悩みや疑問を解決することができるメディアを運営することです。
Googleを使って何かを検索した人の悩みや疑問を解決することができるメディアが増えれば増えるほど、
Googleを使った人たちの満足度が上がります。
- やっぱGoogle使えば、すぐ解決するよね!
- Googleで検索すればすぐに知りたいことが表示されるよね!
こうやって思ってもらるようになります。
だからGoogleが僕らに求めていることは、
「検索者の悩みや疑問を解決することできる記事を書くこと、メディアを運営すること
なわけです。
アドセンス審査を通過するブログを構築するためのポイント
Googleが僕らメディア運営者に求めていることがわかったところで、
アドセンス審査を通過するための記事を書く上で意識して欲しいポイントをお話ししていきます。
ポイントは3つです。
- 誰のためのメディアなのかを明確に
- 疑問や悩みを解決できる記事を書く
- オリジナリティのある記事を意識する
誰のためのメディアなのかを明確にする(ヘッダー・プロフィール)
- 誰のためのメディアなのか?
- このブログを読むことでどうなれるのか?
という部分をヘッダーやプロフィール表現してあげることが大事です。
例えば、これはクライアントさんのヘッダーの例です。
ご自身のバンクーバーの生活を通してこれから、
カナダに移住やカナダ留学を考えている方向けのメディア。
と言うコンセプトで立ち上げられたブログで
立ち上げ当初はこのようなヘッダーデザインでした。
バンクーバーの活気ある街並みと
シンプルなブログタイトルが組み合わされていて洗練されたヘッダーデザインになっていると思います。
ただこのデザインですと、
- どんな情報を発信しているのか?
- このブログを読むと読者は何が知れるのか?
と言う部分が伝わりにくい、と言う話になりました。
と言うわけで、
このようなデザインに変更いたしました。
タイトルはそのままですがコピーとして、
バンクーバー在住の華がローカルグルメやカナダのライフスタイルを現地からお届けします。
というコピーを入れてもらいました。
こうすることで、
- 誰が発信しているのか?
- このブログを読むことでどんなことが知れるのか?
と言う部分がパッとヘッダーを見ただけでわかりますよね。
このように、ヘッダーでは、
- ブログ名
- 誰が・どんな発信をしているのか
- コンセプトの提示(専門性のアピール)
をコピーとして添えてあげるといいです。
プロフィールも同じで、
- 誰が発信しているのか?
- このブログでは何を発信しているのか?
ということを200文字前後で書いてあげるといいですね。
疑問や悩みを解決できる記事を書く
本テキストの前半でお伝えしたように、
アドセンス審査を通過するブログを作るには
「検索者の悩みや疑問を解決できる記事を書く」ということが大事になります。
そこでポイントとなることは2つ。
- ターゲットを決める
- ターゲットに対して答えを提示する
ターゲットに対して答えを提示する
様々な所で「日記ではアドセンス審査に通らない」などと言われていますが、
それは日記がダメなのではなくて、
検索者の疑問や悩みを解決する記事になっていないからです。
例えばこちら、
タイトルを見て分かる通り
バンクーバーに旅行に来る際のおすすめシーズンを解説してあげる記事でした。
ライティングもスムーズでわかりやすく書かれていた記事だったのですが、
記事内容が、
- 見出し2・・・春の見どころ
- 見出し2・・・夏の見どころ
- 見出し2・・・秋の見どころ
- 見出し2・・・冬の見どころ
といったように、
それぞれの季節の見どころポイントなどを紹介する内容になっていました。
しかしここで考え欲しいのは、
「検索者が知りたいことはなんだろう?」
ということです。
それはおそらく、
「バンクーバーを旅行するなら、いつがいいのか?」
ということなはずです。
季節ごとの見どころを知りたいというより、
「いつ旅行に行けばバンクーバーをめいいっぱい楽しめるんだろう?」ということが知りたいわけです。
つまり検索者は、
「バンクーバーに来るならこの春がめっちゃおすすめ!だから春に来て!」
「7月はイベントいっぱいやってるから7月がいいよ!」
と言ったような、
具体的な答え
を求めているわけです。
友人や会社の同僚の質問に答える感覚とアドバイスさせていただいてますが、
記事で答えを提示してあげること、結論をしっかりと提示してげることが大事です。
ターゲットを決める
続いては記事を書く際はターゲットを決めましょう。
ということです。
ターゲットというのは言い換えれば「誰に向けて記事を書くか?」を考えるということですね。
- この記事を読むのは誰なのか?
- どんな疑問や悩みを持った人がこの読を読むのか?
ということが分かっていなければ
検索者に「これが知りたかったんだ!!」とは思ってもらえません。
先ほどのバンクーバーの例も、
バンクーバーを観光するベストシーズンを知りたい人
というようにターゲットが決まっているから、
「この時期がおすすめだよ!」という答えを提示できるわけです。
まずは、
- ターゲットを決める(誰がその記事を読むのかを考える)
- そのターゲットに対して「答え」を提示してあげる
この順番で記事を書いていきましょう。
多くの人はとにかく「自分に書けることを書きたい!」という部分ばかりに意識が向いています。
もちろん自分が伝えたいことを伝えるということも大事です。
しかし、
「その記事を読む読み手が誰なのか?」という部分を考えられていないと、読者にとって的外れな記事になってしまいます。
読者にとって的外れな記事というのは、「これじゃないんだよな…」「他の記事の方が詳しく書いてありそう…」と思われて離脱されやすい記事になるということです。
誰がこの記事を読んで、どんな疑問や悩みが解決できるのか?という視点を持って記事のテーマを探していきましょう。
- ターゲットは誰か?
- 記事を読んで解決できる悩み
この二つを簡単に書き出してみてから、記事の作成に移ると検索者目線の記事になりますので、試してみてください。
オリジナリティのある記事を意識する
Googleはオリジナリティをとても重要視しています。
- 他のメディアの情報をまとめただけの記事
- 具体性がない記事
というのは価値の低いコンテンツとして見なされてアドセンス審査通過の基準を満たしません。
じゃあどうやってオリジナリティのある記事を書けばいいのか?というと、
自分の体験や経験を交えて書く
ということです。
例えば、
シドニーでおすすめのカフェ3選
と言う記事を書くとしますよね。
その際にただカフェの情報をただ羅列するのではなくて、
- 味や料理のレビュー
- 自分で撮った写真をを載せる
など自分の体験を交えて自分の言葉で書いたあげることが大事です。
体験や経験を書くというのは簡単にオリジナリティを出す方法なので、
自分の経験談や体験談を混ぜて記事を書いていきましょう。
アドセンス審査に臨む際に多い質問
どんなブログを作ればいいの?
Googleはブログの専門性をとても重要視してますので、
ジャンルに1つに絞って記事を書かいていきましょう。
- ボディメイク
- フードテック
- ドイツのライフスタイル発信
過去のメンバーはこのようなジャンルで審査に通過されていました。
住んでいる地域のカフェを回ってメニューや店内の雰囲気の写真を撮ってカフェブログを作るなど地域性を重視したブログを作るとオリジナティが出やすく濃い記事が書きやすいです。
ぜひ自分の頭の中から捻り出そうとするのではなくて、自分の足を使って記事を書くと言う部分を意識してみてください。
最近は地域性のあるブログはアドセンスの審査が通りやすいです。
記事数は何記事書けばいいの?
記事数に決まりはありませんが、ビーカレでは10記事溜まった段階で審査を出すようにしています。
仮にそこで申請に通らなければ過去記事を修正しつつ15記事で再度申請を出しています。
文字数は?
文字数を気にされる方は多いですが、上記でお話してきたことを意識して書くことができれば大体2000文字前後になるはずです。
あまりにも書くことがなく文字数が少なくなることがあればそれは、「そもそも記事を書く意味があるのか?」という視点に立ち戻って考えてあげる必要があります。
記事の更新頻度は?
1ヶ月、3ヶ月など長期間更新が滞ってなければそれほど気にする必要はないかと思います。
ビーカレメンバーも3、4日に1記事程度の更新頻度で審査に通過されています。
申請中も1週間に1記事くらいのペースで更新されるといいと思います。
リンクは貼っちゃダメなの?
外部リンクが貼られていることが審査に落ちる理由にはなりません。
リンクが貼られていた方が検索者のためになるのであればしっかりとリンクを貼ってあげましょう。
画像は使っていいの?
Googleは著作権を侵害した画像を使うことは認めていませんので、
著作権フリーの画像を使うか自分で撮影された画像を使うようにしましょう。
オリジナリティのある記事を書くと言う視点から見ても、自分で撮影した写真を載せることは重要です。
というわけで、
本テキストではアドセンス審査に向けてブログを作っていく上で大事なことをお話ししてきました。
検索者にとって有益な記事を書くというブログの本質に沿って記事を書いたり、
メディアを運営していくことが大事です。
本記事でお伝えした事はWEBライティングの基本でもありますので、
しっかりとふに落としておいてください。
またアドセンス審査を通過された過去のメンバーの具体的な例はNomadAvenuenの方で解説してるので
一度目を通していただけるとイメージが膨らみやすいかなと思います。