これまで検索者のマインドや行動フローを理解し、検索者目線の記事を制作を進めてきましたが
それは全て検索者にとって価値のある記事を書くためであり、結果的に検索者に「これは読む価値のある記事だ!」と思ってらることがグーグルのアルゴリズムからも評価される記事にとなっていきます。
今回は改めて検索者にとって価値のある記事を書くために必要な思考やテクニックをお伝えしていきます。
ブログの本質はQ&Aである。
繰り返しなりますが、
検索者はなぜあなたが書いた記事を読んでいるのでしょうか?
それは、
何か疑問や悩み、気になることがあってそれを解決したいと思っている。
何か知りたいことがあるからGoogleの検索窓にキーワードを打ち込んで記事を探しているわけですね。
ではそんな検索者は一体何を求めているのでしょうか。
そうです。
「答え」
です。
と検索する人は「ブログの始め方を知りたい人」
だからブログで収入を得る方法を教えてあげる。
と検索する人は、
渋谷にあるオシャレなカフェを知りたい人。
だから「ここのカフェがおしゃれだよ!」と渋谷にあるオシャレなカフェを紹介してあげる。
シンプルにこれだけなんですよね。
検索者は質問者です。
そしてその質問に対して回答をしてあげる。これが我々がやっていくことです。
テクニックも大事ですが、この本質を念頭においてください。
1記事1テーマを徹底しよう
まず1記事1テーマというのが基本です。
なぜなら、
検索者は基本的に1つのことしか検索しないからです。
例えば、
あなたがこんな状況だったとしましょう。
その時に、
「iPhone○○ 発売日 いつ カメラ カラーバリエーション・・・」と検索しますでしょうか?
多分しないと思います。
- iPhone 発売日
- iPhone カメラ
- iPhone 色
このように1つに絞って検索窓にキーワードを打って検索するのではないでしょうか?
つまり、
検索者というのは仮に複数の疑問や知りたいことがあっても、その「知りたいこと」というのは検索した時点で「一つに絞られる」ということになります。
だから1記事1テーマを徹底することが重要になります。
しかし、
初心者がやてしまいがちなのがこれ、
もう一つ、例をみてましょう。
こちらのタイトルはどうでしょうか?
検索されるキーワードもしっかりと入っているし、分かりやすいタイトルになっているように見えます。
しかしこちらのタイトルは記事のテーマが2つ
になってしまっていることがお分かりいただけるでしょうか?
- 石原さとみと山ピーの破局理由について
- 石原さとみの新しい起業家の彼氏について
記事のテーマが2つになってしまってますね。
おそらく、
前者は「石原さとみ 破局理由」というキーワードで検索されますし、
後者は「石原さとみ 彼氏 現在」「石原さとみ 彼氏 企業家」
のようなキーワードで検索されることが予想できます。
それならば、
- 石原さとみと山ピーの破局?理由は価値観のすれ違いか?(破局理由パターン)
- 石原さとみの新しい彼氏は起業家の○○!年収は数億円でイケメン!(新しい彼氏パターン)
というように、
「破局理由」について書くのか、それとも、」新しい起業家彼氏」について書くのか、
記事の方向性を揃えてあげることが重要になります。
しかし、
なんとなくでタイトルを作ってしまったり、
少しでも多くキーワードを入れたいという欲が出てしまって、
テーマが複数混在しているタイトルを作ってしまうことがよくあります。
しかしそれですと、検索者に「これだ!」と思ってもらえる満足度の高い記事を書くことができません。
- 検索者の疑問は1つに絞れているか?
- タイトルで提示してるテーマは1つになっているか?
という部分を意識してタイトルを作っていきましょう。
結論から書く
ブログの本質は Q&Aというお話をしましたが、
検索者は「答え」を求めています。
逆に言えば、知りたいことさわかれば「必要以上に記事を読みたくない」というのが本音なわけですね。
つまり、
検索者はさっさと結論が欲しいということです。
例えば、
1.手越のプロフィール
2.手越がジャニーズに入ったきっかけは?
3手越の交友関係が広すぎてヤバい
4.手越の歴代彼女を紹介
4-1 ○○
4-2 ○○
という記事構成になっていたらどうでしょうか?
もう2つ目の見出しあたりで離脱したくなります。
というよりも、目次を見た時点で離脱されますね。
読者はあなたの記事をいつまでも読んでいる理由がありません。
それは他のブログ記事を読むなど情報を得る方法はいくらでもあるからです。
だから記事を訪れた検索者に対して、
早い段階で答えを提示してあげるということ、
結論から書くことがとても大事になります。
記事の内容を膨らませるために他の要素を追加しない
検索者の満足度というのは、
知りたかったことが、
- 分かりやすく
- 詳しく
- 新しい視点や考え方と共に
書かれているかどうかで決まります。
つまり検索者が「知りたかったこと」をどれだけ深掘りできるかという部分が満足度につながっています。
例えば、
「手越 彼女 歴代」
というキーワードで上位を狙っているとしましょう。
1.手越のプロフィール
2.手越がジャニーズに入ったきっかけは?
3手越の交友関係が広すぎてヤバい
4.手越の歴代彼女を紹介
4-1 ○○
4-2 ○○
という記事構成だったらどうでしょうか?
余計な内容が多くなってしまっていて、検索者が知りたいはずの「歴代の彼女」は記事の最後でしか解説されておらず「おまけ」みたいになってしまっていますよね。
ブログを長く運営されている方でも、このような本題を深掘りできていない記事を書いてしまう人は多いです。
記事の内容が薄くなってしまうことが不安で、他の要素を混ぜて記事ボリュームを増やそうと思われる方も多いですが、
検索者が知りたいこと「だけ」を深掘りして書いてあげることがとても重要になります
1.手越の歴代彼女まとめ
2. 最初の噂は2010年頃 : ○○
2-1. ○○との出会いは××
2-2. 破局理由は△△だった!
3. 2013年以降 ○○
3-1.
3-2.
人は文章を読みたくない生き物である
この教材では何回かお話ししていますが、
人はそもそも、
文章を読みたがらない生き物です。
国語辞典や広辞苑を開いてワクワクする人ってあまりいないですよね。
人は文章量が多いもの、視覚的なストレスを感じる書物は好みません。
あなたもブログを読んでいるときのことを思い出して欲しいのですが、
「よし!読むぞ!」
と言ったように気合を入れてブログを読むことってしませんよね。
スマホをいじるシチュエーションを想像して欲しいのですが、
バスや電車の中とか、寝る前に横になりながらなんとなく画面をスクロールしながら読んでいることがほとんどですよね。
そういうシチュエーションで読まれることを考えても、ビッチリ文章が詰まった記事を読みたい人はいないことがイメージできると思います。
そうは言っても、文章量を減らして、読者の満足度を下げてしまっては本末転倒です。
だから我々がすることは、文章の塊を減らすということです。
- 画像・イラストを入れる
- 改行する
- 箇条書き・BOX・文字装飾をする
このような方法を使って、文章の塊を分断する、
視覚的な圧迫感を緩和することが大事になます。
情報量は多いけど、サクサク読める記事を作ってあげましょう。
読者は記事を読むのではなくて、「見ている」
読者というは記事を読んでいるのではなく、
「見ている」
という考え方が非常に重要です。
もっと言えば、「読まなきゃ」という意識を芽生させた時点で読者に対してはかなりのストレスを与えていると理解してください。
なのでとにかく、視覚的なストレスを与えないことが重要になります。
こちらの文章ですが、読みたいとワクワクしますでしょうか?
おそらくしないですよね。
こちらは同じ文章ですが、かなり見やすくなったと思います。
箇条書きにできる部分はなるべく箇条書きにしてあげて、
視覚的に見やすい記事を作ることがとても大事です。
他のブログ記事にはない情報を書く
あなたが何かを検索する時のことを思い浮かべて見てください。
必ず複数の記事に目を通しているはずです。
それは、「手越ってyoutuberになるのかな?」というような娯楽的な記事でも、
転職や結婚など人生の転機になるような調べ物でも、同じなはず。
まずは上位になる記事をクリックして情報を得て、
3、4記事パーーーっと見て、そのあとは詳しく書かれていた記事をまた改めて読んだりすりことって多いですよね。
このテキストでは何度もお伝えしていることですが、
検索者にとってはあなたの記事は数ある選択肢の1つでしかないわけです。
あなたの記事を読まなくてはいけない理由は何一つありません。
そんな時に、
「おっ!!この記事すごい!」
と思ってもらえる記事ってどんな記事でしょうか?
- 他の記事には書いてないことが書いてある
- 他の記事よりも詳しく書いてある
ここですよね。
しかし、他の記事と同じような構成内容の記事は依然として多いですし、
タイトルはそれっぽく作ってあるけど記事本文はあきからに情報収集不足な記事も多くあります。
なぜこのようなことが起きるかというと、多くの人は他の上位に来ているトレンドブログやメディアの情報だけで記事を書こうとするからです。
そうやってみんな同じような情報源から記事を書くので、同じような記事が量産されていくわけですね。
あなたの記事もその量産型の記事の1つになってしまったらブログ読者に「これだ!」とは思ってもらえないわけです。
- 他の記事にはない情報を書く
- 他の記事にはない切り口で書く
こういった記事を書くためには、
とにかく情報収集をして1つ1つの記事をしっかりと読み込み、腑に落としていくことがとても重要になります。
さきほどの例になりますが、
- 1.手越の歴代彼女まとめ
- 2-1彼女A
- 3-1彼女B
- 4-1彼女C
という記事と、
- 1.手越の歴代彼女まとめ
- 2. 最初の噂は2010年頃 : ○○
- 2-1. ○○との出会いは××
- 2-2. 破局理由は△△だった!
- 3. 2013年以降 ○○
- 3-1.
- 3-2.
であればどちら詳しく書かれていますか?しっかりと情報収集をして、徹底的に深掘りして書くことがとても重要になります。
一手間を惜しまない
結局大事なことは、丁寧に書く、「めんどくさいことをあえてやる」といった一手間です。
情報収集をすることがめんどくさいから他のブログをサラッと見て記事を書こうとするわけですし、早く終わらせたいから深く理解しない状態で記事を書くわけです。
だから他のブログと同じような記事しか書けないし、説得力のある記事が書けないわけですね。
最後の一手間を惜しまずやりましょう。
Nomad Avenueのブログ記事などもそうですが、コンテンツには一切手を抜きません。
いろんなビジネス系の記事を見たけど、Daikiさんのコンテンツが一番分かりやすかったと言ってもらえることが多いのは、
最後の一手間を惜しまないからだと思ってます。
確かに量をこなすことは大事です。
そしてブログ収益化をする上で、なるべく労力を減らしつつ収益を上げたいというのも本音だと思います。
でもどれだけ記事を書いても、
読者の満足度が低い記事が量産されては意味がありません。
- 他にはない情報を見つける
- 読みやすい文章を書く
- 見やすい記事構成にする
ここの一手間惜しまずにやっていきましょう。