文字で見ると工程が多いように思えますが、慣れれば10分程度で終わる作業です。ぜひこのフローを徹底的に落とし込んでマスターしてください。
今回のフローでやっていくことは、前回の記事で解説した、
- メインキーワード
- 装飾キーワード
を決めてタイトルを作るところまでです。
メインキーワードを決めるずらし
今回は前回の例でも登場した、櫻井翔の弟のネタを元に解説していきます。
メインキーワードを決めていく上でまず重要になるテクニックが「ずらし」です。
我々は大手メディアが報じた情報を元に記事を書いていくわけですが、その際大手メディアが報じている内容をそのまま記事にしてもアクセスは集まりません。
そこで必要になるのが「ずらし」です。
例えばこの櫻井翔の弟が結婚したというネタから記事を書く場合、
「櫻井翔の弟が社長令嬢と結婚!!結婚式はいつ?」
見たいなことを書いてもアクセスは集まらないわけです。
ではどうすればいいのか、
それは、
第一報を受けた検索者が次に知りたいことを記事にする。
ということです。
これがすごく大事です。超大事なのでもう一度言いますが、
この報道を受けて、
「人々が次に気になることは何か、興味を持つことは何か?」
ということを考えます。
今回ならば、
- 結婚相手ってどんな顔してるの?
- 名家ってどこの令嬢なの?
- え、櫻井翔って弟いたんだ。。
こういうことが考えられますよね。
まずはこの段階で、人々が気になって検索しそうなことは何かざっくりとリストアップしていきます。
続いては、検索者は実際にどんなキーワードを使って検索するのかを考えながら、メインキーワードを決めていきます。
その際に役立つのが、
- yahoo虫眼鏡
- サジェスト機能
こういった機能を使いながら大まかなキーワードを探っていきます。
ポイントはこの段階ではまだキーワードを確定しないことです。
アクセスが集まらない人の特徴は、
といったように最初の段階で狙うメインキーワードを決めてしまいがちです。
そうしますと、
一旦決めたキーワードから離れることができなくなり、ドメインパワー的には厳しいキーワードを選んでしまったり、もっと重要なキーワードがあことに気が付かずに感覚的なキーワード選定をしてしまいがちです。
ですので、
まずは可能性を探る目的で候補を出しておくことが重要です。
ライバルチェック
暫定的にキーワードを選んだら続いてライバルチェックをしていきます。
基本的には、
虫眼鏡やサジェストを使ってキーワードを選んでいきます。
こちらは、「櫻井翔 弟 結婚相手」というキーワードで検索した時の検索結果です。
もうお分かりだとは思いますが大手メディアの記事が上位に来ていますので、このキーワードを狙うのは難しいかなという判断ができますね。
そして「櫻井翔 弟 結婚相手」というキーワードでは、「百貨店」と虫眼鏡キーワードが表示されています。
「櫻井翔 弟 結婚相手」というようなドストレードなキーワードはビッグキーワードと呼ばれていて、膨大なアクセスが集まるキーワードとなっています。
こういうビッグキーワードは虫眼鏡に一緒に検索されるキーワードが表示されることが多いので必ずチェックするようにしましょう。
虫眼鏡を使って2語、3語とキーワード数を増やしていけば、それだけ穴場キーワードを見つける可能性も高まります。
基本的にビッグキーワードは虫眼鏡に表示される関連キーワードが多くなるので、常にチェックするようにしましょう。
ライバルチェックでメインキーワードが決まった場合
ここでライバルが強くなく、上位が取れそうならメインキーワードは決定です。続いてさらにTwitterなどで情報収集をして装飾キーワードを決めていきます。
メインキーワードが決まってない場合
どのキーワードも埋まっていて上位が取れなそうなら今度は切り口を変えたキーワードを考えれば問題ありません。
その際は第一報となる記事やTwitterから情報収集をして検索者が気になること、興味を持つことをリストアップしていきます。
ツイッターでさらに探っていく
このようにツイッターのサジェストを使ってツイートを見ていきます。
この際にメインで狙うキーワードが決まっている場合は、装飾キーワードを見つけて記事の方向性を明確にしていきます。
このステップでは
- 世間の興味関心をしっかりと捉えること
- ツイートされているキーワードを洗い出すこと
ということがとても重要になります。
例えば、「ローランド 整形」
というキーワードで記事を書くとします。
その際はツイートで情報探りながら情報を拾っていきます。
例えば、昔と全然顔違うじゃんというツイートが多ければ、昔と今の比較記事って需要ありそうだという判断ができます。
こんなタイトルが考えられますよね。
関連動画
他に検索されるキーワードがないか探る
メインキーワードが決まらない場合は、思い切って切り口を変えることも一つの方法です。
今回の例で言うのであれば、
「櫻井翔の弟の結婚相手について」という切り口で多くの人が記事を書いています。
でもここで少なからず、「櫻井翔って弟いたんだ」と弟の方に注目する人たちもいるわけですよね。
そして情報収集を進めていくと、櫻井翔の弟は修という名前であることが分かりますね。
そこで、
「櫻井修」をメインキーワードにすることで、
「櫻井翔 弟 結婚相手」
というライバルだらけのキーワードから視点を変えることができます。
あるいは、
「櫻井翔 弟 結婚相手」ではなくて、
「櫻井翔の弟の櫻井修の結婚相手」
とメインキーワードを増やすこと検索される確率を上げることが可能になります。
もちろん検索意図に合わないキーワードを含めるのは論外ですが、
- ネタの切り口を変える
- キーワードの切り口を変える
という部分は意識していきましょう。
言葉にすると難しく感じるかもしれませんが、
Twitterからキーワードを洗い出していけば、おのずとできるようになります。
しかし!!!!
ここで重要なのは元ネタから離れれば離れるほど、検索需要は低くなるということ。
今回の例で言えば、
「櫻井修」と検索する人と、「櫻井翔 弟 結婚相手」では検索される母数が全然違います。
櫻井修<<<<<<<<<<櫻井翔 弟 結婚相手
なわけですね。
ですのでそのことを念頭に置きつつ、
キーワードを選んでいくことが重要です。