今回は記事の基本的な構成をお話ししていきます。
記事執筆を始める前に、各パートの役割や重要ポイントを理解しておきましょう。
記事の基本的な構成
読みやすい記事の構成は基本このようになっています。
これが正解ということありませんし、記事の内容や目的によって構成は変わってきます。
いろいろな記事を読んでみて、自分なりに読みやすいと思ったポイントなどは自分のコンテンツに取り入れていってどんどのモデリングしていきましょう。
以下に各パートごとの役割を解説していきます。
記事タイトル
タイトルの役割は、
- 記事内容を要約であること
- 検索者に「これだ!」と思ってもらうこと
- 検索されるキーワードが含まれていること
の3点です。
記事タイトルの作り方などはこちらの記事をご参照ください。
アイキャッチ
アイキャッチ画像とはその記事の内容をイメージ化した物で、
例えるならCDのジャケットみたいな物です。
記事を読む前の読者に、
その記事にどんなことが書いてあるのかイメージを伝える物であり、
- この記事面白そう!
- この記事読んでみよう!
このように思ってもらうために大事な要素ですので、
きちんと設定しておきましょう。
またアイキャッチはこのようにブログのトップにも表示されます。
このようにブログ全体から見た時に、
アイキャッチが占める割合はサイドバーやグローバルメニューと比べても多いわけです。
つまり、
アイキャッチ1つ1つがブログ全体の世界観や雰囲気を形作っていると言えます。
ですので、
記事のイメージに合ったものを選ぶと同時に、
ブログの世界観やイメージに合ったアイキャッチを選ぶことで統一感があるブログを作ることができます。
Nomad Avenueではブログ全体の統一感や世界観を重要視してるため記事のイメージに合ったものよりも、
ブログの世界観をマッチしたものにしています。
リード文
リード分とはアイキャッチの直後に来る文章のことです。
ここのパート。とても重要です。
検索者というのは最初から「この記事を最初から最後まで読もう!内容を理解しよう!」といったような強い意志を思って記事を読もうとはしていません。
- なんとなく良さそうだと思ったから
- 検索結果の上位に表示されていたから
こんな理由で記事を読み始めています。
ですので、
- 「やっぱりなんか思ってたのと違うな…」
- 「知りたいことは書いてなさそうだ…」
と思ったらすぐに離脱していきます。
ビーカレでは何度かお話ししてますが、検索者はあなたの記事を読まなくてはいけない理由などはなく、代わりとなる選択肢は無数にあるわけですね。
そんな検索者を足止めする場所。
検索者に、
- あ、そうそう!それが知りたかった!
- この記事時ならきちんと知りたかったことが書いたありそう!
そういう気持ちになってもらって、
検索者を最後まで導く文章、まさにその名の通りリード(導く)するパートなんです。
初めて聴く音楽などもそうですが、
曲の冒頭部分がカッコ良かったり気持ち良かったりするとそのまま最後まで聴いちゃいますよね。
でもなんかしっくりこない時は次の曲に飛ばしてしまうと思います。
それと同じで、リード文でしっかりと検索者のコロロを 掴むことが重要になります。
もくじ
リード分に目を通した検索者が、次に目にする場所がこの目次です。
役割的はリード文とほとんど同じなのですが、検索者は目次をさらっとみて、
- 記事のおおよそのボリューム
- 記事の具体的な内容
を、瞬時に確認し読む価値があるかどうかを判断しています。
本や小説も目次を見て本の大まか内容を理解したり、
「このパート面白そう!」という期待感が生まれたりしますよね。
それと同じように、
- どんな目次になっていれば読んでみたいと思ってもらえるか
- どんな目次になっていれば記事の内容を簡潔に理解してもらえるか
こういった意識を持って目次を作っていくことが大切です。
ちなみに目次に表示される文章は見出し(hタグ)を使用したものが表示されます。
ですので、見出しの使い方やライティングが重要になってきます。
見出し
初心者のうちはあまり考えずに決めてしまう見出しですが、
見出し一つで記事の読みやすさが全然変わりますので、しっかりと決めていきましょう。
見出しはhタグを使って作っていきます。
hタグの使い方を間違えてしまうとSEO的にも不利になってしまうので正しくhタグを使っていくことも大切です。
画像・イラスト
画像やイラストを使う理由は大きく二つです。
- 記事内容をより分かりやすくするため
- 文章を読み続けるストレスを軽減するため
①はそのままですが、文章だけの説明・解説だけよりも、
画像やイラストがあった方が分かりやすくなるケースもあります。
特に初心者に意識してほしいことは②なのですが、
基本的にブログは読まれません。
というのも、
そもそも人は文章を読むことを好まない生き物だからです。
YouTubeやSNS、PUBGなどのスマホゲームなど多くの娯楽がある中で、
文章を読むってすごく「めんどくさい」ことです。
また文章を読むことを前提とした場合、
300ページあるビジネス書と漫画どちらを読みたいと思いますか?
多くの人は後者だと思います。
それくらい人は文章を読むことを嫌う生き物です。
ですので、
文章がビッチリ敷き詰められたブログ記事をすすんで読もうとする人はいません。
ましてやとレンドブログのような暇つぶしや娯楽のための文章なら、
なおさらストレスを感じてまで読もうとはしませんよね。
初心者の多くは物事の全てを文章だけで説明しようとして、
気づけば文字だらけのブログ記事が出来上がっていることがよくあります。
でも、そのような記事は誰も読みたがりません。
パッと見た瞬間「うわぁ…」っとなり即離脱されてしまいます。
記事の内容が濃いことはいいことですし、
情報量が多いことは悪いことではありません。
ですが情報量が多いことと、文章量が多いのでは意味が違います。
適度に画像を入れて、文章のブロックを区切ってあげたり、画像やイラストを使って視覚情報も使って記事を作っていくことで、ストレスなく読み進めることができる記事を作ることができます。
CTA
CTAとはcall to actionの頭文字をとった言葉で、
主に記事の最後で最後まで記事を読み終えた読者に次の行動を促すためのパートです。
あなたが記事を読んでいるときのことを思い出してほしいのですが、
記事の本文を読み終えた時、次はどんな行動をとるでしょうか?
おそらく、
- 離脱する
- TOPページに戻る
- 関連記事を読む
このような選択をすることが多いと思いますが、記事を読み終えた読者は記事の最後で
「何かしらの行動」を迫られることになります。
そこで、我々ブログ運営者が「読者にとってほしい次の行動」をこの記事終わりで示してあげることで、こちらが意図する行動をとってもらいやすくなります。
例えば、
さらに読んでほしい記事があれば、
リンクを貼り付けることで読んでもらえる確率が上がりますし、
広告を貼り付ければクリック率を高めることができます。
実際に広告のクリック率は記事下が一番高くなるケースが多いのはそのためです。
あるいは、
- メルマガ登録
- LINE@登録
- 他WEBメディアへの誘導
など明確なゴールがある場合もこのCTAを効果的に使うことで
読者を我々ブログ運営者の意図した方向に誘導しやすくなることができます。
関連記事
こちらもCTAの一つの選択と考えていただいて結構です。
記事終わりにブログ読者は何かしらの行動をするわけですが、
そこに関連記事として他に読んでもらいたい記事を置いておくことで、ブログの回遊率を上げることができます。
というわけで、各パートの概要をざっくりと説明していきました。