それでは実際にタイトルを作っていきましょう。
本テキストでは以前の記事、
で選んだキーワードを使いながら解説していきます。
装飾キーワード・・・・百貨店、松屋、社長令嬢、電通
こちらを使って解説していきたいと思います。
まだこちらの記事を読まれていない方は先に読まれてから、
こちらの記事をお読みください。
タイトルの作り方
タイトルの作り方は2つのステップに分かれています。
ステップ1・・・メインキーワードを軸に文章を作り、検索画面に表示させる
ステップ2・・・装飾キーワードで検索者に選ばれるタイトルにする
端的に言えば、メインキーワードを前半部分、装飾キーワードを後半部分に当ててタイトルを作ることで、選ばれるタイトルを作っていくことができます。
それではやっていきましょう。
ステップ1・メインキーワードを決めて検索結果に表示させる
最初のステップは、検索者が検索したキーワードでしっかりと検索画面に表示させるということです。
メインキーワードがタイトルに含まれていないと、そもそも検索者の目に触れることがなくなってしまいます。
つまり、タイトルそのものが検索画面に表示されないので、アクセスも集まりません。
最初のステップはメインキーワードを使ってうまくタイトルを作っていくことが重要となります。
今回の例ですと、メインキーワードとして選んだキーワードは、
というキーワードなので、
まずはこちらのキーワードを使ってタイトルを作っていきます。
そうしますと、このようなタイトルが考えられますね。
ここは難しく考えずに、メインキーワードを使って端的に文章を作っていけばOKです。
ステップ2装飾キーワードで「これだ!」と思ってもらえるタイトルを作る
続いて、ピックアップした装飾キーワードでタイトルを色付けしていきます。
ステップ1の目的は検索されるキーワードをタイトルに含めて、検索結果に表示させることが目的でした。
ステップ2の目的は、
表示された検索画面の中から自分のタイトルを選んでもらうこと
ライバルとの比較に打ち勝ち、検索者に自分のタイトルをクリックしてもらうこと
です。
ここで重要なことは、
検索者が興味を持ちそうなキーワードを使いながらタイトルを魅力的に仕上げる、ライバルを差し置いて、
検索者に「これだ!」と思ってもらうタイトルに仕上げていくことが重要になります。
- 百貨店社長の娘
- 社長令嬢
- 松屋
- カナダ
- ブリティッシュコロンビア大学
- 電通
今回装飾キーワードとしてピックアップしたキーワードはこのようになります。
この中から、「櫻井翔 弟 結婚相手」というキーワードで検索した検索者が「興味を持ちそうな」キーワードを選んで文章を作っていきます。
これで31文字のタイトルが完成します。
タイトルを作る上での重要ポイント
タイトルの作り方を簡単に解説してきましたが、
ここからはタイトルを作る上で、重要なポイントを 解説していきます。
メインキーワードは前半に置く
まずはメインキーワードは前半に置くということです。
その理由は前回やりましたが覚えていますでしょうか?
そうですね。
検索者はタイトルを全て読まずに左側からパッと見て、
- どの記事を読むか?
- 読む価値のある記事はどれなのか?
を判断するということでしたね。
そのためまず検索者が知りたいと思っていることを目に入れてもらえるように、メインキーワードは左側に持ってきます。
よくやってしまうミスは、
こちら、
Aのタイトルは、前半に余計なキーワードが入ってしまい、メインキーワードが後ろに来てしまっています。
Bのタイトルは、メインキーワードが前半と後半に分かれてしまっていて、まとまりがなくなってしまっています。
このようなタイトルになっていると、検索者の目に留まる前に次のタイトルに移ってしまい選ばれる確率が下がってしまいます。
- メインキーワードは前半に固める
- メインキーワードはまとめておく
これが最初のポイントです。
ポイント①タイトルは具体的にする
続いてのポイントは、
具体的にするということ。
検索者は検索画面に表示されたタイトルの中から瞬間的にどの記事を読むかを判断しているわけですが、
その際は読みたいタイトルを選ぶというより、
「ピンとこないタイトルを排除」しているのです。
あなたも記事を探しているときに、無意識にスルーしているタイトルがありますよね。
そういうタイトルというのは記事内容がぱっと見てわからなかったりと、具体的ではない場合が多いはずです。
どちらの記事が読みたくなるでしょうか?
Aのタイトルは、「社長令嬢」だけではなくて、「松屋」、「電通」という具体的な固有名詞を出して、タイトルをより具体的にしています。
このように固有名詞などを使うなどして、具体的にすることが重要です。
ポイント②タイトルのベクトルを揃える
1タイトル1テーマが大原則です。
ですので、タイトルで言いたいことは1つに絞ることが鉄則です。
よくやってしまいがちなミスが、
「櫻井翔の弟の結婚相手は誰?顔画像や家族構成を調査!」
このような「あれもこれも」なタイトルです。
メインキーワードが「櫻井翔 弟 結婚相手」ですので、このキーワードで検索する人は、
「櫻井翔の弟の結婚相手がどんな人なのかを知りたい」
ここまではOKですね。
今回のタイトルをもう一度見てみてください。
櫻井翔の弟の結婚相手は誰?顔画像や家族構成を調査!
このタイトルでは、
- 顔画像
- 家族構成
というキーワードが使われていますがこの2つのキーワードというのは、方向性が全然違うことがお分かりでしょうか?
というように検索者が知りたいことが全然違うことになります。
つまりこのタイトルには、
- 櫻井翔の弟の結婚相手の顔について
- 櫻井翔の弟の結婚の家族について
2つの内容が混在してしまっているタイトルになります。
このようにタイトルの中に、検索者の知りたいことが複数混在してしまうと、検索者は「これは自分のために書かれた記事ではないな」と思ってしまいスルーしてしまいます。
例えばお寿司を食べにいきたいと考えたとき、お寿司屋さんを探しますよね。その際にお寿司も、ハンバーグも、パスタもあるお店に行きたいと思うでしょうか?
お寿司をを食べたいのであればお寿司が専門の「お寿司屋さん」を探したいはずです。
方向性が揃っていないタイトルというのは、お寿司を食べたい人に対して、
「蕎麦も天ぷらも、ハンバーグもパスタもあるよ!!」
といっているようなものです。
ですので、
1タイトル1テーマを徹底していきましょう。
もし、「顔」にフォーカスするのであれば、
櫻井翔の弟の結婚相手の顔が美人!石原さとみにとの噂!
- 顔
- 美人
- ○○似
というように「顔」に関連するキーワードを使ってあげれば記事の方向性を統一することができますよね。
家族構成で揃えるのであれば、
櫻井翔の弟の結婚相手は社長令嬢!父親は松屋のトップで年収がやばい!
このようにしてあげれば、記事の方向性を揃えることができます。
このように、
検索者が興味を示すキーワードを使って、タイトルの方向性を揃えてあげることがとても重要になります。
ポイント③タイトルは答えも書く
ちなみにタイトルの方向性を揃えてあげることで、より深掘りされたタイトルを作ることができます。
ここもとても重要なポイントになります。
上手いタイトルを作るコツは、
広く浅くではなくて、狭く深く。
です。
例えば、
櫻井翔の弟の結婚相手は社長令嬢!
というタイトルであるならば、
櫻井翔の弟の結婚相手は百貨店松屋の社長令嬢!
- 百貨店
- 松屋
というキーワードを入れることで、ただの「社長令嬢」とするよりも、より深く限定的なタイトルにすることができます。
「山ぴーの熱愛相手はA子!出会いや馴れ初めを調査!」
みたいなタイトルもよくやりがちですが、
名前や職業など情報をキャッチしていたとするのであれば、
「山ぴーの熱愛相手A子はダンサーの○○!出会いはドラマ共演か」
というように、
- ダンサー
- ○○(名前)
というキーワードを使うことでその人物をより具体的に描写できますし、
「出会いや馴れ初め」でとするのではなくて、
「ドラマ共演」ともう一歩踏み込んで書くというこで
より深掘りされたタイトルを作ることができます。
深掘りをする上でのポイントは、
タイトルに答えを書く
ということです。
先ほどの山ぴーの例ですが、
「山ぴー 熱愛相手」と検索する人は山ぴーの熱愛相手が誰なのか、その相手が知りたいわけですよね。
そういう検索者に対して、「A子」よりも
「A子はダンサーの○○」
と結論まで書いてあげた方が「おっ!」と思ってもらえますよね。
このように、
一歩先の結論まで書く
という意識がとても重要です。
ポイント④切り口を変える
Googleは、検索画面に同じ内容のタイトルが乱立することを嫌います。
検索順位とは、ドメインパワーや記事のクオリティだけで決まるものではありません。
なるべく、検索者に対して様々価値を提供できるように検索画面の1ページ目に表示されるタイトルは、多くのバリエーションが出るようになっています。
ですので、
上位表示されているタイトルとは違う切り口のタイトルにしてあげると、上位表示できる可能性が高まります。
例えば、
というキーワードで検索すると、
「櫻井翔の弟は、社長令嬢と結婚したらしい」
という論調が多いです。
この後追いの状態で、櫻井翔の弟が社長令嬢と結婚したという論調でタイトルを作っても上位表示は難しいです。
ドメインパワーが強かったりクオリティが高ければ上位表示ができる可能性もありますが、わざわざ既存の記事と同じような内容の記事を上位表示させる理由がGoogleにはありません。
そこで、記事の切り口を変えてあげることが重要です。
先ほども例として出しましたが、
その結婚相手の顔が芸能人に似てるという情報を掴んでいたとするならば、
「顔」という切り口で、
櫻井翔の弟の結婚相手の顔が美人!石原さとみにとの噂!
このような記事の方向性で書いてあげることもできます。
他にも、
- 家族構成
- 兄弟
- 父親
といったような切り口でもかけるかもしれません。
こうすることで、既存の「櫻井翔の弟が社長令嬢と結婚した」という論調の中に、
「結婚相手の顔が芸能人に似てる」
といった違う論調の記事を投入していくことができますね。
このように切り口を変えることでライバルに打ち勝つことが可能になります。
どういった切り口で記事を書くべきなのか意識することはどんな記事を書く上でも重要な考え方になります。
先を見越してロングで狙うタイトルであったり、ドメインパワーが上がってきてビッグキーワードを狙う場合は記事の方向性が既存きじとに通うこともあります。
その際はむしろ切り口を変えすぎて検索ボリュームが下がるのであれば王道キーワードで上位を狙う方が得策な場合もあります。
その際は、ベネフィットの提示や新規性などをアピールすることで選ばれるタイトルを作ることができます。
情報収集は大事
- 具体的にする
- 深掘りする
- 切り口を変える
全てにおいて重要なのが、情報収集力です。
上位に表示されているサイトだけをみて記事を書いたり、1つの情報源に頼って記事を書いてしまうと、
当然他の記事と差別化を図れるような記事を書くことは難しくなります。
他の記事にはない情報を得ること、より多くの情報を得ることで初めて、上記のような選ばれるタイトルを作ることが可能になります。
ツイッターなど様々な情報源に触れて、より多くの情報をインプットすることを意識していきましょう。
まとめ
というわけで、
タイトルを作る際のポイントは、
STEP1・・・メインキーワードで文章を作り、検索結果に表示させる。
- 検索者が知りたいことが書いてあることを正しく伝える
- 検索者が検索するキーワードで検索画面に表示させる
STEP2・・・装飾キーワードで比較競争に勝ち抜くための「選ばれる」タイトルを作る
- 「これだ!」と思ってもらうためにコピーライティングを駆使して読みたいと思われる作る。
魅力的なタイトルを作るポイント!
- 具体的にする
- ベクトルを揃える
- 結論まで書く
- 切り口を書く
慣れるまでは記事を書いていくしかないので、ガンガン記事を書いて精度を上げていきましょう。